有機ELディスプレイが YouTube UI 形に画面ヤケした話
以前、知人のスマートフォンが画面ヤケしているのを見たので、せっかくなので写真を撮らせてもらいました。
縦長の画面の 1/3 程度より上が真っ白になっており、残った下のほうがうっすら赤くなっている様子が確認できます。
YouTube をスマートフォンで見ると、上の方に動画が流れて下の方に動画説明などが表示されるユーザインターフェースなので、まさにその状態で画面が焼き付いてしまっていることが確認できます。
また最上部にも横向きに帯状に色が変わっている様子が見られます。これはステータスバーがあるあたりでしょう。ここも基本的には常に同じものが表示されているから画面ヤケしやすいんですね。
様々な色を表示してみる
せっかくなので様々な色を表示してみました。
全体を緑色にしてみても YouTube の UI が浮き出ているらしいことが確認できます。
白背景の状態で赤味がかって見えるので、背景がピンク色だとどうなるのかと思いましたがあまり目立ちませんでした。
テストパターンでそれぞれの色を見ると、やはり赤系統の色はあんまり変わってないように見えます。
有機 EL ディスプレイも画面焼けするとは聞いていましたが、実際に画面の大部分で色が変わっている様子は初めてみたので驚いたので記録しておきました。
色の見え方の話
こういった色はどうやって表現されているのか、目にどのようにして入ってくるのかという話を「蛍光灯と LED では同じ白色光でも種類が違う話(光源のスペクトル変化)」の記事にまとめています。分光計を使って様々な種類の光源の波長分布を載せています。
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