2021年は丑年なので牛的な商品パッケージを参考に年賀状をつくった話

2021年1月7日ネタ,北海道大学,画像処理年賀状,牛

あけましておめでとうございます。2021 年になってちょっと経ちました。今日は 1 月 7 日、松の内も終わるということで、今年のために作った年賀状について記録しておきます。

モチーフを考える

今年の干支は「丑」です。というわけで何か「ウシ」をモチーフにした年賀状を考えた結果、「そういや牛が載ってる製品があったな」と思い出しました。

牛乳石鹸よい石鹸

このパッケージの要素を抜き出すと以下のとおりです。

これをなんとか年賀状っぽい感じに仕上げたい。そう思いました。その結果できあがったのがこれです。

このデザイン自体は 30 分ぐらいでできました。早かったですね。せっかく作ったので作り方を紹介します。

ウシ的な画像を用意する

まずはシンボリックな主役の画像を用意します。参考資料の牛乳石鹸は「ウシのイラスト」が描いてあるようなのですが、私の場合イラストを描くよりも写真を探す方が早そうなので写真です。Google フォトはさすがですね。「ウシ」と検索するだけで何枚か出てきます。その中で適当に次の写真を選びました。

これは北大農場で 2020 年 7 月頃に何となく撮っておいたものです。こういうときに活用できるようにもとりあえず写真を撮っとくのはいいですね

ウシを切り抜く

切り抜き方の詳細を書いていたら長くなったので別記事にまとめました。

Microsoft Word を使って配置する

今回は Word を使って適当に作ります。もう一度おさらいすると、" target="_blank" rel="noreferrer noopener">牛乳石鹸のパッケージにある要素は以下の通り。

これらの要素を Word を使って適当に配置し、色々と年賀状仕様にするとこんな感じです。

そんなこんなで作成したデータを公開しておきます。これらのファイルは Murahashi Kuriki, 2021, CC BY 4.0 でライセンスします。

ファイルを編集すれば 2033 年の癸丑年もバッチリ準備できます。12 年後には元ネタのパッケージもリニューアルしていそうですが。

なんていって安心していたら……

さーて、年賀状送ってやったぞ、と思ったところで「そういえば牛乳石鹸のウェブページってどうなってんのかな」と思って覗いてみたらこれでした。

普通にネタかぶりしとるやんけ！！！

というわけで皆さんパクリオマージュするときは気をつけましょう。

最後に

今回は既存の製品のパッケージをパクって参考にしてデザインしたわけですが、なんかそれっぽいものができたと思います。やはりプロが作ったであろうデザインの余白のとり方とか配置とかは、とてもよくできているのだろうということを実感しました。パクっといて偉そうに言える立場でもありませんが。

牛乳石鹸、ありがとう。（たまに）使ってます。