背景色として印刷のグレーは難しい

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今日、技術評論社の月刊誌「SoftwareDesign」の懸賞で当たった書籍が届いた。「Pythonによる医療データ分析入門」という本だ。どうもありがとう、SoftwareDesign 編集部さん。

この本、中身をパラパラと見ると、どうやらフルカラーであるらしい。別にキレイに写真を載せているわけでもなく、ひたすらにプログラムのコードと表や数式ばかりが並んでいる書籍にしては珍しいと思う。ただ「データ分析入門」というだけあって、グラフ類をカラフルに見せる必要があったようである。

カラーバー付きのプロット

随分豪華だ。さらに親切なことにプログラムのソースコードにもシンタックスハイライトがついている。

ソースコードもカラフル

しかしこれ、マジックナンバーが見にくい。グレー背景にミドリ字で書いているのがまったく目立たない。これは正直読みにくい。

しかし、ひょっとしたらデジタルデータで制作しているうちは問題なかったのかもしれない。グレーの色は意外と印刷するまでよくわからないので、ホントに刷りだしてしまうまで見えにくいと思わなかったのかもしれない。紙への印刷表示と画面へのデジタル表示は大きく違う場合があるのでよく気をつけたい。