Google トレンド Facebook の人気が下がり Twitter の人気が上がったのを眺めてみた話
Google 検索でどういったキーワードがよく調べられているのかなどの情報を見られる「Google トレンド」というサービスがあります。何となく最近の SNS の人気度について調べてみたので、気づいたことをまとめておきます。
主要 SNS の比較をしてみた
なんとなく、以下の 4 種類の SNS について調べてみました。
- TikTok
その結果がこのグラフです。
期間は過去 5 年分、2016 年 10 月から 2021 年 10 月です。青線が Twitter、赤線が Facebook、黄線が Instagram、緑線が TikTok です。
ざっくりと人気順は「Twitter > Facebook > Instagram > TikTok」となっていますが、Twitter 以外の 3 種類の SNS は、2021 年 10 月現在ではほぼ拮抗しているといえるでしょう。
Twitter は全体的に人気が高いのですが、特に 2019 年末ごろから 2020 年 4 月ごろにかけて急激に伸びています。これはやはり新型コロナウイルスによって Twitter で情報収集しようという流れが強まったことによるものでしょうか。
Facebook は徐々に人気が落ち続けています。このグラフにありませんが、2012 年ごろがピークで、2013 年に入る頃から人気を落とし続け、2015 年に入るころに Twitter と人気が逆転しています。2012 年ごろは大学生でも Facebook が流行っていたので実感とも整合的です。
Instagram や TikTok は後発なためか低めに見えます。ただ、この 2 つはウェブで検索して利用するというより、スマホアプリとして使うユーザーが多いような気がします。この場合は必然的にウェブでの検索数が少なくなるので、単純に比較はできないかもしれません。特に TikTok の方はブラウザベースでは内容にアクセスできませんから、アプリの利用者が検索しているというより、その周辺情報が欲しくて検索されていると考えるほうが自然かもしれません。
日本国内ではなく全世界トレンドでは
上記は日本国内における結果ですが、全世界の様子も載せてみます。
期間は上と同じ 2016 年 10 月からの 5 年間です。
Facebook の人気がかなり高く、他の 3 つは似たりよったりなことがわかります。ただし Facebook は日本の傾向と同じように 2012 年にピークがあり、2013 年以降は減少し続けています。
まとめ
Facebook が 2013 年から人気を落とし続けていること、日本国内においては Twitter がコロナ禍に入ったころの 2019 年末から人気になっていることが印象的でした。
人気度といえば
以前 Twitter でバズった時の様子のレビューがあります。「Twitter で写真がバズってネットニュースに取り上げられたことによるアクセス効果」をご覧ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません